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隣の部屋でテレビのチャンネルを回していた父がとあるドラマのワンシーンを見て一言。
「死んだら幸せになれるとは思わないけどな」 ああ、本当にこの人には分からないんだろうな、と思いました。もう随分と昔から知っていた事ではあるのだけれど。そもそも理解を期待してはいないのだけれど。 幸せになろうと思って逃避を図る訳じゃない。唯々面倒で、息苦しくて、嫌悪するから目を逸らすんだ。 そんな事を言ったところであの人には分からないだろうから、喉元まで込み上げて来た言葉を敢えて呑み込みました。思わず口端から零れたのは小さな苦笑。 きっと私はこれからも何かに本気になる事はないんだろう。覚悟を決めて己自身の道を選ぶなんて、そんな事はきっと出来ない。 嫌になっちゃうなあ。本当にもう。結局私がなにより憎いのはこんな私自身なんだ。 PR この記事にコメントする
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